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(無題)

 投稿者:瓦町P助  投稿日:2009年 9月28日(月)18時48分59秒
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  虎をよみがえらせた。敗戦は許されない一戦。大方の予想に反して岩田が先発マウンドに立った。ジェンはもちろん、安藤の順番まで飛ばした前倒し登板。理由は竜倒の一点に集約される。

 今季は中日戦で4試合に登板し、防御率・2・08の好成績。特に過去2戦は連勝。8月12日が1失点完投勝利なら、今月9日は12奪三振の完封勝利。一戦必勝を期すなら、竜キラーの投入は自然な流れだった。

 「(中4日は)初めてだったので、力まないようにと思って投げた」

 結果は7回4安打無失点の快投。チームで今季初、自身にとってはプロ初となる中4日での先発登板で期待通りの6勝目を挙げた。

 攻守で奮闘した。まずは“副業”のバットだ。2回2死一、三塁。「とにかくバットに当てるように頑張りました」。内角へのシンカーに必死で食らいついた一打は先制の右前適時打。これでリズムに乗った。

 唯一のピンチは7回だった。ブランコ、和田に連打。しかし平然たる態度で打者に立ち向かった。無死一、二塁からは井上をフォークで空振り三振。続く代打の平田は速球で右飛に仕留め、最後は代打の小池もスライダーで見逃し三振に。「力みがなかった」。山口投手コーチも目を細めた。飛躍を遂げた昨季より、さらに成長した男が軽々と危機を脱した。

 「野球人生の中で一番悔しい試合でした」

 首位攻防戦を繰り広げていた昨年だった。くしくもこの日と同じ9月27日。後がない一戦の巨人戦(甲子園)に登板し、3回2/3で6失点KO。その屈辱が成長へとつながった。今年は日本代表として第2回WBCにも出場。開幕は出遅れるものの、地道に白星を積み重ねてきている。前回22日の横浜戦では6回4失点。それでも敗戦後には真弓監督が中4日での起用を決断した。「きょうは安定したいい投球だった」。指揮官も評価する内容で今季は中日戦3勝目。それでも若き左腕に笑顔はない。「目の前の試合を一つ一つ、きっちり臨んでいきたい」。残り8試合で2試合に先発するもよう。信頼度抜群の背番号21が最高のパフォーマンスで猛虎を救う。

[ 2009年9月28日付 ]
 
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